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身体によい食材リスト: スムージー&ゴールデンミルクのレシピつき。

今回は、白血病治療中に積極的に摂取していた食べ物について。

いつも前置きが長い上に、脱線しまくりなので、今日は手短に。

私は、入院中は病院の食事を食べずに、自宅で作ったものを夫がクーラーボックスや保温容器に入れて届けてくれ、それらを食べていました。そんな彼が自分のリサーチと自然療法士との対話をもとに作成した、白血病の治療に良いと言われている、免疫力を高め、回復を助けるとされる食材リストを公開してみようと思います。

そして、私が治療中に毎日飲んでいたグリーンスムージと、我が家で欠かせない、黄金のスーパードリンク、ゴールデンミルクのレシピもご紹介します。

白血病の身体に良い食材たち


(順不同)
・玄米
・麦
・ほうれん草
・ブロッコリー
・ちんげん菜
・大根
・ごぼう
・きのこ類
・生姜
・ニンニク
・ウコン
・朝鮮人参
・レイシ、チャーガ
・梅干し
・タラ
・シャケ
・ボーンブロス(動物や魚の骨と野菜をじっくり煮込んで作られるスープ)
・マイクロプラスチックフリーの塩
・ココナッツウォーター

割と少ないリストですがこれらの食材を使って、スープ、雑炊、蒸し野菜/魚など様々な料理を作っていました。他の食材を使いもしましたが、できる限り上記のものを食べるよう心がけていました。

ただ、基本的に治療中は、あっさりとしたシンプルなものを食べていたように思います。気分が優れないときは、梅干しのおにぎりに救われた!妊娠中のつわりの時のようでした。

グリーンスムージーレシピ

治療中は毎日グリーンスムージーを飲んでいました。朝一は体が冷えるので、朝ご飯とランチの間とか、朝少し体を動かしてからなど、身体が欲してるなと感じた時に摂るようにしていました。

レシピといっても、下記の食材から冷蔵庫にあるものを選んで、適量ずつミキサー(バイタミックス)に入れてスムージーにしていたので、毎日微妙に味が違ったりもしましたが、「その日を味わう」と思ってそれも楽しんでいました。



・ケール
・ほうれん草
・アボカド
・アーモンドバター
・サイリウムハスクパウダー
・朝鮮人参パウダー
・ビーポリン(ミツバチが採集した天然の花粉)
・生姜
・マッシュルームパウダー(様々なきのこ類の粉末ミックス)
・モリンガパウダー
・ゴールデンミルクパウダー(*下記に我が家のレシピあり)
・ココナッツウォーター
・ブルーベリー(少量)
・ラズベリー(少量)

ここまでが私と大人向けのスムージーレシピで、半量コップに取り分けた後、下記の中からあるものを適量追加し、子供用のもう少しだけ飲みやすい(甘い)バージョンを作っていました。


・バナナ
・イチゴ
・ブルーベリー
・ラズベリー
・デーツ

スムージーだけで物足りないときは、スムージーにグラノーラを追加し、満腹度をアップしていました。

ちなみに、我が家愛用のマッシュルームパウダーはこちら。霊芝、チャーガ、ヤマブシタケなど10種類のマッシュルームがブレンドされています。


ゴールデンミルク


風邪の予防や、疲労回復、健康促進のためにオススメのウコンの飲み物、ゴールデンミルク。スムージーに追加したり、暖かいミルクにたっぷりの蜂蜜を入れて飲んだりと、我が家で欠かせない飲み物です。

寒い日の朝に体を温めるため、寝る前にリラックスするため、キャンプに持って行き、火を囲みながらハイキングの疲れを癒すためにと、様々なシーンで美味しくいただきます。お店で、すでにミックスとして、ゴールデンミルクパウダーが売っていますが、お好みでスパイスを混ぜて、自分の好みの味を作ってみるのも楽しみの一つだったりします。


参考までに、我が家のレシピを下記に記載してみます。


<ゴールデンミルクパウダーレシピ>
ウコンパウダー 1/2 カップ
バニラビーンパウダー 小さじ2
ジンジャーパウダー 大さじ2
シナモンパウダー 大さじ2
デーツシュガー 1/3カップ
プラックペッパーパウダー 小さじ1
シーソルト 小さじ1/4



スムージーに入れるときは、このミックスを大さじ1ほど混ぜます。ゴールデンミルクとして飲むときは、ミルク(我が家はアーモンドミルクが人気です)を温めてから、このミックスを溶かします。そこに、蜂蜜またはメープルシロップを追加して、少々甘めで飲むのがオススメです。友人は、そこに少量のラムを追加して、夜の読書のお供にしているとのことです。

その時の気分で、カーディモン、ナツメグパウダーを追加したり、バニラエッセンスを何滴かたらしても。

ただ、本来肝臓機能の回復や強化を目的としても摂取されるウコンですが、摂りすぎはむしろ肝障害を招くという調査結果も出ています。摂取量に注意が必要です。


We are what we eat

私たちは、私たちが口にするものでできています。どんなものを、どのように、どんな想いで食べるかで、「私たち」自身が変わっていくのだと思います。だからこそ、病気の有無に限らず、いつも安全で身体に優しいものを食べていきたいなと思うのです。そして、食べることを楽むことで、日々の幸せと自分の免疫力をさらに高めていけたらなと思います。

丁寧に食べ物を選び、ゆっくりと味って食べること、それは自分への思いやりなのだと思います。目の前の食べ物が、「未来のプチ自分」なのだと思うと、なんだか愛おしさすら感じ、ありがとうを伝えたくなるものです。 ----------------------------------


これは、ある日突然、急性骨髄性白血病との告知を受け、「白血病治療中」という新生活を始めた私が、寛解に至るまでの7ヶ月間、どのように癌と向き合い、毎日をより快適に過ごすために何をしたのかなど、「白血病暮らしの知恵袋」としての記録です。自分の価値を押し付けたいのではありません。こんなことを感じて、実行した人がいたということを知ることで、何かのお役に立てたら幸いです。

これらの記録は医学的根拠に基づくわけでもありません。一口に白血病と言っても、それぞれの体調や置かれている立場は様々であり、これらのことが全ての人に当てはまる、役に立つとは限りません。それどころか、時には寧ろ治療の妨げになってしまうこともあるかもしれません。そのことをご理解の上、あくまでも参考程度に読んでいただけたらと思います。
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