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MAGIC SPELLS


初めて子供との約束を破った日。
去年の6月、子供と決めていた約束を破った。 忘れていたわけでも、特別な理由があったわけでもない。ただ、急いでいたから、わかっていたけど、なんとなく約束を守らずに出かけてしまったのだ。 そしてその6時間後、私は生まれて初めて救急車に乗っていた。 涙のバイバイ...


「しなかったこと」リスト。 立ち止まっている人たちに声を大にして言いたいこと。
家族旅行中に白血病の宣告を受け、いきなり治療を開始することになった私の記録の続き。前回は、私が治療中にしてきたことと癌との付き合い方について書いてみました(ここ)。 今回はその反対で、治療中に「しないように」してきたことについて書いてみようと思います。どうしても、「癌」と言...


治療中に「したこと」リスト。癌との付き合い方。
2020年の初め、家族旅行中にいきなり癌を宣告され、治療に突入することになりました。寛解に至ったのち、少しずつ書きためている私の体験談。今回は、私の独断による・・治療中に「すべきこと・すべきではないこと」について書いてみます。...


鳩になった子供に教えられたこと。
先日、うちの娘きいなが7歳になった。彼女は、親の私が羨ましくなるくらいピュアで真っ直ぐで、実は私のロールモデルだったりもする。 彼女の優しさも、どこか一本筋が通っているところも、私たち親のお陰ではなく、彼女の生まれ持ってのものであり、彼女の世界観のお陰なので、親バカと思われ...

World Cancer Dayに思うこと。
一年ちょっと前、私の中にある血液を作る工場が癌細胞を作り始めた。日々の忙しさのせいで、自分の体の中で起きているそんな変化に全く気がつかなかった。自分のことを後回しにし、自分の心の声を聞かない言い訳はいつも簡単に見つかった。...


健康のための毎日の習慣:自分にゆとりを作る方法
普段から健康に気をつけて、食べるもの、肌に触れるもの、ひいては心に触れるものにも、自分なりにこだわって生きてきたのですが、ちょうど一年程前、突然白血病と診断を受けました。(皮肉なもので、「健康的な暮らし方」のワークショップの講師をする予定だった数日前・・・)...


いろいろな瞑想を試してみた。子供も一緒にやってみた。
今回は私が今までに試してきた瞑想方法についてのお話。 一年前の家族旅行中にいきなり癌の宣告を受けた私が、より健康であるために、より幸せであるために行なっている毎日の習慣についての記事を書いた際、習慣の一つとして「瞑想をする」とあげたのですが、瞑想に関しての内容だけでやたらと...


ほろ酔い程度で生きていく。
初めて、私の身体に抗がん剤が注入されたあの日から一年が経つ。 黄金色の抗がん剤に「頼んだよ、相棒」と、体内の白血病細胞を消す手伝いをお願いしてから一年だ。 あまりに非日常な出来事が多かった2020年だったから、あの日から「もう一年」というべきか、「まだ一年」というべきか迷っ...


離れている子供とつながる:入院中でもお互いを近くに感じるために
今回は、入院中に離れていても子供たちと一緒にできること、お互いを近くに感じる方法について。 急性骨髄性白血病は「急性」と名がつくように他の癌に比べて進行の早い癌です。そのため、自覚症状があまり無いままある日突然宣告を受け、そのまま入院、治療の開始というパターンも少なくないよ...


おみくじに癌を言い当てられて、おみくじに命を救われた。私はもう一度おみくじをひけるだろうか。
私は一年の中で大晦日が一番好きだ。 誕生日よりも、クリスマスよりも、大晦日。 12月を日本で師走と呼ぼうが、ここアメリカでホリデーシーズンと呼ぼうが、やはり12月はなんだか忙しい。バタバタ慌ただしくすぎていく。気持ち的にもどこか落ち着かなく、常に何かをやり残しているような気...


治療中、そして今でも大活躍なアイテムたち: ついでに自家製出汁の作り方も。
今回は、治療中に買ってよかったもの、あって便利だったものについてのご紹介です。 白血病が判明して、買ったりいただいたりしたアイテムたちですが、治療中はもちろんのこと、寛解に至った今でも大活躍な商品たちです。 smile warmer...


副作用への対処法: そして副作用でデイビットボウイになった話
今回は「副作用」を軽減するために私が試したことについて。 以前、抗がん剤による体へのダメージを極力減らし、自己免疫力をあげるという目的で、自然療法的アプローチを試したという記事(下記リンク)を書きました。その中でも、副作用への対処法について少しだけ記載したのですが、改めて少...


身体によい食材リスト: スムージー&ゴールデンミルクのレシピつき。
今回は、白血病治療中に積極的に摂取していた食べ物について。 いつも前置きが長い上に、脱線しまくりなので、今日は手短に。 私は、入院中は病院の食事を食べずに、自宅で作ったものを夫がクーラーボックスや保温容器に入れて届けてくれ、それらを食べていました。そんな彼が自分のリサーチと...


もらって嬉しかった贈りもの: 石のスープを飲んだ話。
今回は、治療中にみんなからもらって嬉しかった贈りものについて。 完全に、私の主観と体験に基づく内容ですが、もし大切な誰かが、今病気に立ち向かっていて、何かプレゼントしてあげたいけれど、何をあげたらいいか分からないと思っている人がいたとして、その方々にとって何かの参考になった...


父とSiriと白血病の私。
75歳になる父と生まれて初めて一緒にジェットコースターに乗った。 しかも、結構怖いやつ。 75歳の父と、42歳の私が二人並んで。 そして、次の日、癌の宣告を受けた。 父ではなく、私がだ。 ーーーーーーー 息子よ、そうきたか...


髪の毛を失うということ: どうせなので、それを楽しんでみた話。
今回は「髪の毛を失う」という話。 というよりも、「髪の毛を失うことを楽しんだ」話。 髪の毛が抜け落ち、坊主になってしまう。これって、結構ショックなことだと思います。まして、自分の好みで坊主にするのではなく、薬の副作用で割と短時間に髪の毛を失うということは、やはり切ないこと...


抗がん剤治療をしないという選択(はあるのか): 自然療法について
今回は、自然療法・代替療法についての話。 私は病院が嫌いです。病院の無菌な空間も、アルコールの匂いも苦手です。西洋医学もお薬も関わらずに生きていけるなら間違いなくそのような選択をします。 口にするものはもちろん、日々使う生活用品も地球と自分とに優しいケミカルフリーのものを選...


ことばのチカラ: 言われて嬉しかった言葉とその反対。
今回は、「ことば」の話。 白血病の治療中に限らず、言葉の持つ力を日々痛感しています。 いい意味でも、悪い意味でも。 言われる立場からでも、言う立場からでも。 相手の発したほんの些細な一言で、周りの温度が5度くらい上がったように、心がポカポカ暖かくなったり、たった一言なのに、...


オススメの本:自分に優しくあるために。
今回は、私がお勧めする本について。 白血病治療のための本というのではなく、病気になった自分と向き合い、自分により優しく、より丁寧に生活していくために役に立った本の紹介になります。 私は治療中、「白血病」についてはネットでどんな病気か調べ、医師から知らない言葉が出るたびに、そ...


子供に「白血病」をどう説明するか: そしてスーパーヒーロー。
今回は、どのように子供に「白血病」について伝えるか、のお話。 前回、子供にどのように「癌であること」を伝えるかについて書いてみました。散々書きましたが、要は「できるだけ早く、正確に、正直に伝えよう」と。 そして今回は、私たちが子供達に「白血病」という病気についてどのように説...
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